発毛のサイクル
以外に知られていないのですが、髪の毛は1本1本それぞれに寿命があります。
そのままにしておけば永久に伸び続けるものではなく、5年前後の周期で生え変わります。
これはヘアサイクルとよばれるもので、下図のような経過をたどります。

ヘアサイクルは成長期、移行期、休止期にわけられます。
成長期は毛母細胞が活発に分裂を繰り返し、髪の毛が成長する時期です。
人によって期間は異なりますが、男性が3~5年程度、女性が4~6年程度といわれています。
移行期は髪の毛の成長が止まり、毛乳頭と毛母がはなれはじめます。
期間は男女とも2週間程度といわれています。
休止期は寿命の終えた髪の毛が抜ける時期。
しかし、抜けた毛根部分には新しい発毛がすでにはじまっています。
期間は男女とも3ヶ月程度といわれています。
休止期における脱毛は、健康な人でもおこる脱毛で、1日に50~60本程度抜けるのが普通です。
抜け毛があるからといって心配してしまう方がいらっしゃいますが、休止期の脱毛は普通です。心配しすぎてこれがストレスとならないようにしましょう。
しかし男性ホルモンの影響や生活習慣の悪化など、なんらかの影響でヘアサイクルが乱れることがあります。
寿命を迎える前に毛が抜けてしまったり、寿命を迎えた毛が抜けても新しい毛が生えてくる時間が長くなるのです。
通常だと3ヶ月で発毛がはじまりますが、半年、一年かかったりします。
このヘアサイクルが乱れることにより、全体的な髪のボリュームが減り、薄毛という状態になってしまいます。
ヘアサイクルが乱れる原因のひとつに、毛細血管の血流悪化があります。
髪の毛に運ばれるはずの栄養がなくなれば、その結果として髪が育たなくなります。
血流悪化の原因としてストレス、タバコ、睡眠不足、栄養不足などがあげられます。
そのため、育毛の最も大事なポイントとして生活習慣の改善があげられているのです。